オクトパストラベラーは今プレイしても面白い?つまらない?ぶっちゃけレビュー

商品レビュー

約4年前の2018年に発売されたオクトパストラベラーは今やっても面白いのか?つまらないのか?

2022年の今プレイしてみた素直な感想をレビュー。

(※4年前のゲームなのである程度のネタバレ有り)

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オクトパストラベラーの概要

2018年7月13日に任天堂スイッチ向けにスクウェア・エニックスから発売されたロールプレイングゲーム。

新しいグラフィック表現の「HD-2D」を採用しており、懐かしさも有りながらも非常に美麗なドット絵で演出。

8人の主人公がいてそれぞれ別個のストーリーが用意されている。

バトルシステムは「コマンドブースト」「ブレイク」といった独自の要素を採用して戦略性のある戦闘を楽しめる。

プレイ状況

プレイ時間は約50時間。

8人のストーリーは4章まで終了、隠しジョブの4つ取得済み。

真ボスのガルデラへのイベントは発生させたけど、未クリアの状態。

オクトパストラベラーのバトルシステム

オクトパストラベラーは「コマンドブースト」「ブレイク」の2つの独自要素を採用して戦略性のあるバトルを実現している。

このバトルシステムがこのゲームの最大の肝といっても過言ではない。

「コマンドブースト」

BPというポイントを利用して1ターンに複数回行動出来るようになるシステム。

1ターンごとにBPは1つ溜まる。

コマンドブーストを利用するタイミングを考えるのが非常に楽しい。

「ブレイク」

敵に弱点が設定されており、弱点属性で攻撃した場合に敵がブレイク状態になる。

ブレイク状態になると1ターン行動不能になって与えるダメージも激増する。

ブレイクシステムのおかげで各ターンの攻撃の重要性が増すので非常に戦略的で面白い戦闘になってる。

オクトパストラベラーをプレイした感想

良かった点

①「HD-2D」で表現されるドット絵はめちゃくちゃ綺麗

下手な3Dのゲームより心奪われる美麗なドット絵表現。

特に光の表現や海や川の水の表現はピカイチ。

こんなにグラフィックが綺麗だと思ったゲームは初めてかもしれない。

②音楽が秀逸

耳にすっと入ってくるBGM、派手さは無いが聞いていて心地いい音楽。

色々なレビューでも音楽の秀逸性が挙げられてる。

③戦略性のある戦闘が楽しい

「コマンドブースト」「ブレイク」のシステムによって戦略性のある戦闘を楽しめる。

特にボス戦ではこの2つの要素を最大限に利用しないと勝てない難易度なので、非常に頭を使った楽しい戦闘を味わえる。

詰将棋に似た楽しみがある戦闘システムだと思う。

④UI周りが秀逸でストレスなく操作できる

特に変な癖も無くストレスを感じないUIは秀逸。

操作時の効果音も気持ちいいのでプレイに熱中できる。

⑤ロードが短く快適

ロードの回数は若干多めだが、時間は短いので快適。

悪かった点

①ストーリーが盛り上がりに欠ける

主人公8人だけのストーリを追うだけの場合は非常に盛り上がりにかける。

大きな驚きもなく平坦な道を進み続けるような話なので、ストーリー重視の人は要注意。

真ボスまでたどり着くと色々な裏話を理解できるような作りになっているが、そこまでプレイする気力が持つかは怪しいところ。

②雑魚戦時間かかる

「コマンドブースト」「ブレイク」のシステムがボス戦ではいい味を出すんだけど、雑魚戦では時間がかかるだけの面倒なシステムになってる。

雑魚戦でも相手の弱点を突いて「ブレイク」しなければダメージがあまり通らないので、考えてコマンド選択する必要がある。

しかも最初の時点では弱点が開示されていないので更に面倒。

弱点は最初から開示するか、もしくは雑魚戦においては「ブレイク」の重要性を下げるような調整が欲しかった。

③フィールドアクションのせいでパーティー編成の自由度が削がれる。

主人公8人がそれぞれフィールドでの固有アクションを持っている。

例えば学者のサイラスは「調べる」というフィールドアクションによって、モブキャラのバックボーンを知ることができる。

特に有益なフィールドアクションは「調べる」「盗む」の2つがあるんだけど、このアクションを利用したい場合はサイラスとテリオンは必然的にパーティに入れる必要があるんだよね。

これがパーティー編成の自由度を奪っている。

④盗む(フィールドアクション)の利用有無で難易度が激変する

テリオンのフィールドアクション「盗む」はモブキャラから色々なアイテムを確率で盗めるアクション。

オクトパストラベラーは戦闘で得られるお金が少ないので店での装備品購入で四苦八苦するため、「盗む」の利用有無で難易度が激変する。

特に序盤は「盗む」を利用するのが前提の難易度とさえ感じられるようなバランス調整なので、そういった製作者の意図が気に食わない人は嫌気が刺すかもしれない。

⑤真ボスへのイベントがサブクエスト扱い

これが一番の不満点。

8人のストーリーを終えても真ボスへのイベントが自動で始まるわけではなく、サブクエストを見つける必要がある。

なんでこんな仕様にしたのか不思議でならない。

真ボスへの誘導が少ないので、発売当時にストーリーを完全にクリアした人は少ないのでは?と思う。

総評

結論としては「2022年の今プレイしても熱中するくらい面白い!」

いくつかの不満点はあれど、それを凌駕する不思議な魅力がオクトパストラベラーにはある。

ただし悪かった点でも挙げたストーリーの退屈さが許容できるかどうかが評価の分かれ道だと思う。

僕はどちらかと言うとストーリーよりもバトルシステムの面白さやUIの快適さを重視するタイプなので楽しめた。

逆にストーリーを重視する人は早い段階でリタイアするかもしれない。

オクトパストラベラー2の情報

オクトパストラベラー2が2023年2月24日に発売決定!

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