西日本鉄道による福岡ビル再開発プロジェクト(新福岡ビル(仮称))が鹿島建設にて施工中。
今回の再開発プロジェクトによって福岡ビル、天神コアビル、天神ビブレが一体再開発されて大型複合ビルに生まれ変わる。
6月時点の現地写真を踏まえながら工事概要などを解説。
新福岡ビル完成後の外観
発表されてる完成後の外観がこちら。

最近の流行りの全面ガラス張りの外観。
福ビル横に完成した天神ビジネスセンターや、建設中の旧大名小跡地再開発も全面ガラス張りだ。
もし福ビル横のイムズまでガラス張りだったら天神がガラスの街になってしまう。
ちなみに以前の福ビルの外観はこんな感じ。

工事概要
案件名称:福ビル街区建替プロジェクト
建物用途:商業、オフィス、ホテル
延べ床面積:約147,000㎡(約44,000坪)
階数:地上19階、地下4階
基本設計:㈱日建設計
実施設計:鹿島建設㈱
工期:2021/12~2024年度内
場所は天神のど真ん中。
数ある天神ビックバンプロジェクトの中でも目玉案件。

フロア構造
新福岡ビルのフロア構造は主に商業・オフィス・ホテルの3用途。

ホテル部分はPlan・Do・Seeが運営を担う。
天神一等地でもあるのでグレードの高いホテルとなるんだろう。
施工ゼネコンは鹿島建設JV
施工は鹿島建設をスポンサーとしたJVで行われる。
パートナーは安藤ハザマ、松本組、西鉄建設で構成。
ゼネコン競争は解体工事を施工中であった鹿島建設や元施工業者の安藤ハザマ、そして竹中工務店などで行われた。
竹中工務店優位かと思われたが最終的には鹿島建設が受注。
まぁ、解体工事を受注している鹿島建設としては是が非でも新築工事まで施工しないと立つ瀬がないので当然と言えば当然か。
元施工である安藤ハザマ(旧間組)もパートナーとして参画できて一安心というところかな?
現地写真(2022/6時点)
2022年6月11日に撮影した現地写真がこちら。
奥に移っている建物は大成建設によって解体中の天神イムズ。

既に既存建物はすべて解体されて寂しい感じになってる。



九電工がテナントとして入居を発表
九電工がテナントとして入居を発表した。
7社会の関係もあるのだろうが、施工者として優位に参画する為の画策なのだろう。
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