大名小跡地の再開発プロジェクトである福岡大名ガーデンシティ(リッツカールトン福岡)が建設中。
事業主は積水ハウスを筆頭に西日本鉄道、西部ガス、西日本新聞社、福岡商事で構成される特定目的会社。
ゼネコンは清水建設、鴻池組、積和建設のJVで施工中。
現地写真なども交えて工事概要を解説。
福岡大名ガーデンシティの外観

全面ガラス張りの近未来な外観。
明らかに今の天神では突出した特徴的なデザインで目立つ。


福岡大名ガーデンシティの工事概要
事業名称:旧大名小学校跡地活用事業
名称:福岡大名ガーデンシティ
所在地:福岡市中央区大名2丁目
施主:大名プロジェクト特定目的会社
(積水ハウス、西日本鉄道、西部瓦斯、西日本新聞社、福岡商事)
設計:久米設計、醇建築まちづくり研究所
用途:オフィス、ホテル、商業、公民館、共同住宅
総延床面積:約90,400㎡
階数:オフィス・ホテル棟(地上25階・地下1階)
コミュニティ棟(地上11階)
工期:2019/7~2022/12
場所は天神から若干赤坂より。

福岡大名ガーデンシティの施設概要
オフィス・ホテル棟に関しては、1階にホテルエントランス、2階に商業施設、3~4階にカンファレンス、5階~16階にオフィス、17階~24階にホテルを設置する複合施設。

コミュニティ棟は1階に公民館など、2階に人材育成施設など、3階は保育施設など、4階はオフィス、7階~11階は共同住宅を設置する。
プロジェクト名にシティが入っているだけあって、オフィスホテル棟とコミュニティ棟で様々な用途施設が完備されている。
ホテル部にはリッツ・カールトンがやってくる
ホテル部分にはマリオット・インターナショナルが事業運営するリッツ・カールトンが入る。
客室は162室を用意。
世界的に有名なホテルが無い福岡にとって、世界最高峰の5つ星ホテルであるリッツカールトンを誘致できたことは非常に大きな成果だと思う。
リッツカールトンの存在が更に福岡を盛り上げてくれるのは間違いない。
現地写真(2022/6時点)
2022/6時点の現地写真がこちら、ホテル・オフィス棟の外観はほぼ完成状態。






建設をするゼネコンは清水建設がスポンサーのJV
建設を担当するゼネコンは清水建設をスポンサーとするJV。
パートナーは鴻池組と積和建設。
残念なことに当現場は2020年9月にクレーンが落下する大事故を起こしている。
竣工まであと半年ほどだが、残り期間は事故を起こさずに施工をしてほしい。
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